2020年10月1日付で川村行治が代表取締役から会長に、現取締役である赤津直紀が代表取締役へ就任いたします。
役職名 | 氏名 |
会長 | 川村 行治 |
代表取締役 | 赤津 直紀 |
就任のご挨拶
今までは取締役という立場で対外的なサービスの説明や記者発表などで対応させていただいておりましたが、会社の代表としてのメッセージはこれが初めてとなります。新しく株式会社インセクト・マイクロエージェンシーの代表取締役となりました赤津直紀です。
新卒で入社した広告代理店で10年ほど過ごし、丸の内のカフェで「インセクトという船に一緒に乗ろう」と決めてからさらに10年ほど経ちました。思い返してみると、人生って10年という単位でターニングポイントがあるんだなぁと・・・まあ結果論ですけど。
こういった機会なので改めてここでご挨拶させていただきます。
当社は、創業当初から試行錯誤をしながらデジタルサイネージの事業を推進してきました。デジタルサイネージのビジネスを取り巻く環境は、スタンドアローンからクラウドネットワーク、映像や画像などだけでなくHTMLやアプリケーションとの連携、プログラマティックなコンテンツ配信などテクノロジーとともに変化し続けています。またオンライン・オフラインの垣根がより曖昧になり、誰もがその境界すら気にしない時代になってきました。さらにコロナ禍により生活者の行動様式も大きく変化し、いままでの勝利の方程式では対応できない問題も多く顕在化しました。これから先の10年も大きな変化のうねりが続いていくでしょう。
変化はいつの時代も連続的に起こり続けると思いますが、不確実性の高い時代に固定観念に縛られ、何かに固執し周りを見失っては致命傷になりかねません。柔軟性・可変性あるシナリオをもってインセクトという船の舵取りを実行していきたいと思います。
また、創業から10年が経ちたくさんのメンバーが加入してくれています。メンバーの全員が縦横無尽に活躍できるステージを用意し、それにより新しいインセクト・マイクロエージェンシーにアップデートしていくことも私の重要な役割だと思っています。
当社には「豊かなコミュニケーションの成立」という社是があります。この言葉は、「私たちは、パッケージングされた商品やサービスを提供して終わるような“点”の関係ではなく、店舗や施設の方々である企業とお客様がよりよい関係を持続的に成立させることを支援する」という想いが込められています。これはどんな時代になっても変わらない会社の核となる言葉だと思っています。
不確実性の高い時代でも個性豊かでユニークかつ優秀なメンバーと、向かい風でも帆をはって前に進める柔軟性をもった体制でインセクト・マイクロエージェンシー は再び出港します。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
令和2年10月1日
株式会社インセクト・マイクロエージェンシー
代表取締役 赤津直紀